水戸市の歯医者「大澤一茂歯科医院」|嚙み合わせについて

噛み合わせについて

噛み合わせは
お口にとって重要

「噛み合わせ」というと、上と下の歯を「カチン」と噛んだときの状態をイメージする方が多いかもしれません。しかし、噛み合わせとはその状態のことだけを指すものではありません。噛み合わせは食べ物をうまく咀嚼できるかどうかや、口元の美しさと関係しており、お口の美と健康につながる重要なものです。

噛み合わせの不具合は
全身に悪影響を与えます

食べ物を噛み砕く際、飲み込めるまで小さくするために、下のあごを上下・左右・前後に複雑に動かして咀嚼します。噛み合わせに不具合があると、咀嚼がうまくできず、胃腸に負担をかけてしまい栄養補給がうまくいかなくなってしまいます。
また、噛み合わせは身体のバランスに関係する顎関節に悪影響を与えます。そのため、噛み合わせが悪い人は、あごが痛むだけでなく、顔がゆがんでシワやたるみができやすくなります。さらに、あごは首と肩につながっているので、噛み合わせの不具合は肩や首のこり、目の痛みや耳鳴り、倦怠感といった全身症状を引き起こす要因にもなりかねません。
このように、噛み合わせの不具合は、お口だけでなく全身の健康に悪影響を引き起こす可能性があります。

このような
悩みはありませんか?

  • 口を大きく開けにくい
  • あご周辺に痛みがある
  • あごに「カクカク」「シャリシャリ」などの異音がある
  • 「歯ぎしり」や「食いしばり」のクセがある
  • 片側だけで噛んでしまうクセがある
  • 食事をするとあごが疲れてしまう
  • 口角が下がっている・下がってきた
  • 左右のほうれい線の位置が違っている
  • 顔がゆがんで見える
  • 上下のあごの中心線が合っていない

噛み合わせの悪さが
引き起こす問題

虫歯・歯周病リスクが
高まる

歯並びが悪いと清掃性が悪くなるため、虫歯・歯周病になりやすくなります。実は、噛み合わせが悪い場合も同様のことがいえます。噛み合わせが悪いと1本1本にかかる力のバランスが崩れ、特定の歯にのみ強い負担がかかります。その結果、歯の寿命が縮みやすくなったり、虫歯・歯周病菌が増殖しやすくなったりして、お口の健康が損なわれてしまうのです。

歯や詰め物の寿命が短くなる

噛み合わせが悪くあごがズレている状態で噛み続けていると、歯にかかる力のバランスが崩れ、特定の歯に強い負担がかかるようになります。その結果、歯の破折や歯が抜けるといった事態が起きることもあります。
さらに、せっかく入れた詰め物も割れ・欠けが発生しやすくなり、再治療が必要になることもあるのです。

頭痛、肩こり、腰痛など
全身症状につながる

全身の筋肉は筋膜でつながっていて、一部の筋肉に負荷がかかると、他の部位にも影響がおよびやすくなります。噛み合わせが悪い場合、口周りやあごの筋肉に負荷がかかりやすくなるため、頭痛や肩こり、さらには腰痛といった問題につながることが少なくありません。

顎関節症の原因に
なることも

噛み合わせの悪さが、顎関節症の原因になることもあります。噛み合わせが悪く、噛んだときにアあごにかかる力が偏っている方は、あごの関節を痛めやすくなるので注意が必要です。また、口を開けたときに異音がある、大きく口が開かないという方は、顎関節症リスクが高い傾向にあります。

シーラシステムで
理想的な噛み合わせを

姿勢は健康に深く関わります。身体の正中を基準にして、左右対称の状態であることが健康的であるといえます。水戸市の歯医者「大澤一茂歯科医院」では、さまざまな器具を用いて、身体の正中(お顔の正中)を基準にして、左右対称・左右同高・左右同傾斜の噛み合わせに整えていきます。
機能的・審美的な噛み合わせにすることで、健康なお口と全身を目指しましょう。

噛み合わせの左右のバランスが
健康につながります

頭はボウリングで最も重い球である7~10kg程度の重さがあります。噛み合わせはそんな重い頭を支えるために、バランスを調整するという重要な役割があります。噛み合わせが乱れれば、それを補正するために身体の重心は左右非対称になってしまいます。そのため、肩こり・首こり・腰痛などの問題が引き起こされるのです。
理想的な左右対称の噛み合わせを構築すれば、身体の重心バランスが整い、咀嚼行為が良好になるだけでなく、姿勢が整って肩こりなどの改善にもつながります。

お口から全身の病気へつながる
負の連鎖を断ち切るために

噛み合わせや歯並びが乱れていると、歯をしっかり磨けず汚れがたまりやすくなって、お口の衛生環境が悪化し、虫歯・歯周病にかかりやすくなります。悪い噛み合わせと不健康なお口ではしっかり咀嚼できなくなり、胃腸に負担をかけたり栄養補給を満足に行えなくなったりします。そのため、噛み合わせはお口だけではなく、身体にも悪影響をおよぼすものなのです。
負の連鎖を断ち切るためには、噛み合わせの改善が大切です。

機能性と見た目が
両立した噛み合わせを

シーラシステムは、しっかり噛めて美味しく食事を楽しむことができ、美しい口元を構築することを目的としています。虫歯治療後の詰め物・被せ物、歯の機能を補う入れ歯は、歯の形を真似るだけではなく、本当に歯があるかのように自然な審美性と機能性を兼ね備えてなければなりません。
シーラシステムで綿密に分析し、患者さまのお顔との調和を診たうえで、噛み合わせを重視しながら、一人ひとりにあった治療をご提供します。